スマブラ学研鑽所ノート

〜何もしないなら帰れ〜

7.ゼニガメは矛、フシギソウは盾、リザードンはおみくじ

円卓杯#6も終わり、一区切りついたので今のポケトレというキャラの真実を考察します。

 

自分の最近の考えだと、このキャラはなんだかんだフシギソウが1番大事なのではないか?ということです。

従来のポケトレ観では、「ゼニガメがこのキャラを支えている」「ゼニガメぶっ壊れ」「ゼニガメ立ち回り最強」「ゼニガメ○ね」

こんな意見が主流でした。

自分もゼニガメポケトレ3体の中で、最も強いということは否定しません。とても大切です。なくてはなりません。

 

しかし、それでも声を大にして言いたい。このキャラの真実はフシギソウにある。と

 

ーーーー考察ーーーー

 

まず今からゼニガメの神話を破壊します。

恐れずに言います。ゼニガメは全然立ち回り最強ではないです。

理由1:機動力

理由2:リーチ

理由3:上に対する圧の低さ

 

これに関しては、しっかりと殴り合いをしてくれさえすればあまり気になりません。

むしろ、暴力的なフレームからの高火力+展開力を作れる点に関しては、最強クラスで特にすべり横強の差し合いは間違いなくStierです。

 

ただし、大事なのはあくまで相手が殴り合ってくれた時です。

相手が対話拒否モードに入った時にゼニガメの弱点が露骨に見えてきます。特に台上の相手には、かなり手を出しにくいです。

元々ゼニガメの技の引っかけ方としては先出しで潰すか後出しで差し返すの場合がほとんどです。ようは判定で叩くってことがあんまりできません。

今のスマブラでは、差し返すのが難しい置き技の強さが目立っています。本来ゼニガメは置き技にリスクをつけたいところなのですが、置き技の理解や技の振り方のバリエーションが増えてきている関係で、

 

先だしを潰す→強気な読み合いをしなければ行けない。潰せても大きなリターンが出にくい

 

後出しで差し返す→そもそも後隙が少なかったりガードから取れないことも多い。確定場面がかなりわかりにくく不安定。

 

と判定とリーチのすぐれた置きに対してかなり難しく安定させるのが大変です。

 

じゃあゼニガメも置けば?となるのですが、リーチに優れないキャラは置きが判定で被せられてしまうのであまり強くないです。

同じようなキャラにピカチュウがいます。ピカも上記のような理由から、差し合いは確かに強いけど不安定であるといえます。

さらに軽いので、早くから立ち回りを制限されてしまいます。

 

ゼニガメネガになってしまいましたが、何が言いたかったかというとゼニガメはマギでいうところのムー•アレキウスのジンであるバルバトスなのです。槍なんです。矛なんです。

 

じゃあ盾は?

そうそれがフシギソウ

 

フシギソウは確かにつぼみもデカいし崖掴まりの姿勢の悪さはトップクラスだし機動力もないし弱いところを見るとキリがありません。

しかし、フシギソウにはゼニガメにもリザードンにもない今のスマブラに最も必要な要素(エレメント)を持ってます。

 

そうそれは、置きです。

フシギソウはことあるごとに空上や上Bなど早期撃墜的な部分に目をむかられがちです。

ただそれは、tiktokの見過ぎです。見かけに騙されて内面を見れてません。外見的立憲主義です(適当

このキャラの優れた点は、置きの強さです。

それを支える技が、空後と空前です。

フレームと多段の空後

リーチと展開力の空前

相手が追う展開になった時にこの技に対処するのは相当難しいです。

展開を取られている時のフシギソウの耐久は微妙ですが、ニュートラルで相手が攻めなければならない時の置き技の防御はまじで硬いです。特にリーチのないキャラ、飛び道具がないキャラはほぼリスクを背負わないといけないです。

これが強いです。普段ゼニガメで息苦しさを感じる部分を相手に感じさせられる幸せ。

 

フシギソウポジになりましたが、このフシギソウポケトレの負け筋になることも多いです。

ゼニガメで上手くやれてたけど、撃墜早くしたいから出したら展開とられてそのまま1ストックなんてことも多いです。

 

何度だって言います。フシギソウは盾なんです。撃墜をしに矛の役割をしたら弱いです。

ただ盾が時に大砲になることも、自分へ向けられた刃になることもあります。

 

最後にリザードンは運ゲ(笑)