スマブラ学研鑽所ノート

〜何もしないなら帰れ〜

【#02】知識ノート ぶんどき編

筆者:ぶんどき
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こんにちは、ぶんどきです。

自己紹介を少し挟んでから本題にいきます。
メインキャラは長い間クロムでした。
去年の冬頃からキャラ変えを検討して、現在はファルコをメインキャラにしています。

それでは知識ノートを書きたいと思います。

【はじめに】
今回の企画は情報が多く自分でも整理がつかないと思ったので、思いついたものからバーッと書いていきます(じゃないとめちゃくちゃ大変なのでw)
それと、前提条件として自分はDX時代から友達と頻繁にスマブラに触れていて、forはガチ部屋に潜って居たのでゲーム性や技を知る……等といった初歩の部分は触れません。

【1】今作は動画や資料が豊富
YoutubeSNS等の普及やコンテンツの拡大のおかげで、コンボ集・解説動画・大会配信にはとてもお世話になりました。
自分がクロムをメインにしたのもfrostbite2019のRiversクロムに憧れて使い始めたのがきっかけでした。

ー動画についてー
自分はメモなどを取るわけではないですが、最低でも1日に1〜2つは動画を見るようにしています。上手い人の動画を見る、どこが上手いのか考える、真似る、自分のものにするというサイクルは割と上達すると思ってやっています。

去年まで実践していたのが、要点に絞ってメインキャラの動画を見ることでした。
上位勢のクロムの動画を、今日は着地狩り、今日は撃墜という感じでじっくり座学してました。
続けるのが大変なので、今はスマブラの試合であればなんでもテキトーに楽しく見て、たまにモチベがある時はじっくりファルコの動画を見るくらいにしてます。

動画の見方なんですけど、ただ見るだけでも自分は楽しいんですが、
今の自分が出来ていないことがわかっていれば、そこを意識して動画を見ると「あー上手い人はこうやってんのかー俺もそうしよ」ってなって甘い行動が減ると思ってますw

個人的意見ですが、動画たくさん見て良い行動を知ってる人は甘い行動少ないかなーって印象があります。

ー資料についてー
キャラ対や各フレームデータはちゃんと調べたりした方がいいと思ってます。
一応、相手の技に対するガード硬直差や猶予フレーム、自キャラの反確行動の整理は気になったら調べたり、対戦中に(これ間に合わないのね……downloaded……)って経験で覚えたりして蓄積してます。
知識としてその時にinputしないと、ガーキャン取れない技に一生ガーキャン振り続けたり、フレームトラップに引っかかったり、ベク変ミスで寿命縮めたりと、知識量の多さだけでかなり強さにも差が出ると思います。

【2】どんな事をやってたか
ー操作精度ー
気が向いたらトレモに潜って、コンボ練習したりテクニックを指に馴染ませたり(空ダ・受け身・反転・崖奪いとか)。
動いてる相手(CPU)に対して、操作が安定してるか、意識配分や展開維持の理論ができてるかとか、色々やってます。
操作安定してないの普通に致命的だと思うので、やるようには心がけてます。
ゼニガメの横強にしっかり受け身取れないと、バーストしますからねw

ー専用部屋ー
スマ学メンバーと通話しながらやってます。
基本週3~5とかかな。一週間のプレイ時間を日で換算したら大体1日1~2時間はスマブラしてると思います。
同じくらいのレベルの人とフリー回すだけでも割と練習にはなります。
メリットとして、キャラ対を聞いたり質問したり、教えてもらったりしやすいです。
しっかりと対戦する→フィードバックをし合う→リプレイも残すのサイクルがかなりいいです。
他には、同じメンバーとやっているので、こちらの癖を知っていたりしてフィードバックが的確です。読み合いや択などもバレやすくしっかりと対策してくるため、試合中に択を散らすことを意識させてくれます。

ーオフについてー
私は1年半前くらいから、都内オフ対戦会に行っています。まだあまり勝てていませんが、自分の何が出来ていて、何が出来ていないか整理するためにも、行くべきだと思います。
また、普段戦えない使い手の方とフリーしたり、アドバイスを貰えたりするので、かなり得られるものが大きいと感じています。
必要な情報は、メモ帳にまとめて書いておくようにしてます。

また、宅オフについてですが、近場にある場合は行ってみるのをオススメします。
対戦会と違ってフリーをじっくりと出来たり、同じ方と長く回せたりするので、かなり情報を得られたり、アドバイスをしっかりと貰えたりできます。
やはり対戦会など限られた時間で数回フリーしただけでは相手の方もコメントしづらいので、宅オフくらいじっくり出来ると深いところまでアドバイス貰えたり、それを修正しながらフリーを続けたりできて成長に繋がります。

どちらにも言えることですが、使う予定のないキャラを出すのは、余程実力がない限りオススメしません。
なかなか戦う機会のないキャラの対策が練れたり、自分の使用キャラありきでアドバイスをするので、その時間を失うのはかなりもったいないです。

【3】対戦や考え方について
・ライン管理
意識して対戦する他ないかなと。
自分からライン下げてないかな?とか攻める時にしっかりライン詰めてるかな?ってしっかり考えた方がいいです。特に、クロムを使っていた時は中央から後ろに下がるのは極端な不利状況以外避ける意識を持ってました。

・着地(浮かされた時)
癖を減らすようにしてます。
自分の場合は浮かされた時ジャンプで内側に潜る癖があるので、基本はラインを下げるか崖に逃げてでも安く済ませるように意識付けてます。ジャンプ、回避、暴れに関しては読み合いなので、択を散らすことで暴れ等から一気に有利展開に持っていけることもあるので、裏択として頭に入れてます。
ニュートラルに戻せればそこからまた差し合いになるので、それが安牌だと思います。

・崖上がり
最速行動や癖上がりは控えています。
オンラインは分かりませんが、対OZzoneくらいのある程度崖狩りの意識があり、釣り行動などをしてきたりする相手に対しては、理由のない崖上がりは絶好の機会を与えてしまいます。
崖上がりの択を散らすのは大事ですが、タイミングも散らせるようにしっかり相手を見てから上がるようにしてます。

・崖狩り
自キャラの強い部分を活かすのが一番いいです。
クロムの場合は、回避上がりに70~80%くらい意識割いてます。ラインが反転すると、一気に不利展開になり、復帰の弱いクロムは1ストック持ってかれる可能性があります。
本命択がその場上がりなので、回避位置やジャンプ上がりを狩るような釣り行動でその場を誘発させたりして、様子を見てくるようだったら下強、横強などで崖つかまりに牽制をかけるような動きになってます。相手の行動を見てから自分の行動を選ぶより、予め意識付けをしたり、自分がして欲しい崖上がりを強要させたりした方が、崖の展開維持がしやすくなります。

・試合の流れ
ゲームメイクとも言います。
とにかく試合中に目の前で起こった情報だけ処理してますか?自分は、ある程度序盤〜終盤にかけてこういう流れにしたいと決めてます。
自キャラの理解度と相手キャラの対策でかなり深まってきますが、ざっくりとでもいいので決めておくと、試合展開が良くなります。
分からない場合は、いい流れで勝てた試合のリプレイに寄せてある程度の再現性を持たせると、勝ちパターンが出来てきたりします。

試合の場合2先3先が多いので、ダウン、崖上がり、着地、差し込み、ステップ等、自分の行動は散らすようにして、相手が1点読みしづらい展開にしてます。また、相手の行動は覚えておく。ダウン時、高%ライン不利の場合ほぼ外転がりが多いのが分かったら、あえて見逃してそれが通ると思わせて、ラストストックで外転がりに対してダッシュで追い弱空後で狩る等をしています。

・画面を見る
画面を見るってよく使いますよね。
自分も、なんなの?いいモニター買えばいいの?って感じでよくわかんなかったんですけど、何となくイメージ出来るようになったので、若干難しいというかシビアな話ですが、意識付けてることを書きます。

まずは、相手に当てる技と置き技の概念ですが、置き技は相手の差し込みに刺さってこその置き技だと思うので、こちらは差し合いの慣れが必要だと思います。
ただ、相手に当てる技は読みで振る技とそうじゃない場合があると思っています。
例えば相手がポケスタ2の台下で待っていたとして、そこに当たるように技を振りに行った場合、引きステされた時点で、余程後隙がない限り差し返しが可能になります。不利な読み合いです。これを、引きステされることを前提にして深めに飛び込んだ場合、キャラ差はありますが、刺さる可能性が高いです。ガードされた時も捲る技であれば、反確をとるのは難しいです。
格上に技が当たらない原因の一つがこれを出来ていないからだと思っています。
この原因に倍プッシュを掛けてしまうのが、技の入れ込みです。オンラインの場合多少の入れ込みが入ってしまうのはありますが、入れ込む人はちゃんと画面を見ている格上相手に対応されてボコされます。要は、当たらない位置で技を振りまくってるせいで反確取り放題祭りです。
ステップは、相手に差し込みの行動を読ませないため、相手の差し込み位置をずらして差し返しのため等の用途があります。ニュートラルでジャンプを見せるのはこちらの差し込みの択を散らしたり、タイミングをずらしたり、透かして掴みに行ったりなどの用途があります。
何となく手癖でステージ上でステステやジャンプをする行動は、一見それっぽく見えますが、ガードが出来ない、地対空に引っかかるなど相手の攻めの起点にされやすいです。まだ棒立ちで相手の様子を伺う方がよほど有利に立てます。
崖狩りに関しても、読みの部分は大きいですが、ギリギリまで見ることでリスクを減らせます。着地狩りで展開維持して火力を伸ばすのにも、相手がジャンプを切るのか暴れるのか回避を切るのか見れば、ディレイをかけるかどうかの判断も着きやすく、火力の向上に繋がります。
崖と着地は難しいですが、意識付けと画面を見ることをしっかりと身につければ勝率がめちゃくちゃ上がる……と思って練習してますw
どの行動に関しても、未確認行動は減らした方がいいです。勢いで行く時も多少あると思いますけど。

あとは攻める時は攻め切る姿勢が必要ですね。撃墜がグダるので。逆に、引くと思ったらこちらもしっかり引き切るのが大事だと思ってます。中途半端な行動はもったいないし、何より相手の起点にされやすいです。

ー最後にー
自分の上達するコツみたいな定義があるんですが、何となく対戦するとフィードバックしにくいです。
例えば、技が噛み合った時、相手の行動にリスクをつけられた時、またはこちらの行動にリスクをつけられた時。
相手がなにで取ったのか、何をした結果どうなったのか。
試合中、相手の行動を見れていたのか。
そこをフィードバック出来るよう意識をつけて試合を回すことはとても効率いいと思います。

そのためにも、普段から自キャラの立ち回りや展開毎の最大火力、撃墜をミスなく出来るようにして、基礎の部分(操作、判断、甘い行動の少なさ)を固めていく事が大事だなと思っています。

以上です。
長々とありがとうございました。